我流的人生告白

退屈な人生を送らないために、私生活及び思考を記録します。

父親のはなし

父親は警察官だった。
定年退職の2年前まで警察の仕事を勤め、退職した。なぜ、あと2年頑張らなかったのかは謎だ。理由を聞いても、はぐらかされた。

父親は酒が好きで、毎晩欠かさず飲む。特に焼酎を好んでいた。酒を飲んで少し暴れるようなことは度々あったが、酒が入るとよく駄洒落を連発した。私はこの駄洒落が結構好きだったが、笑ってしまうと父親が調子に乗るので、笑わないように我慢していた。が、耐え切れずにニコニコしてしまうことも何度かあった。

ひと月に2、3回、仕事で何かストレスがあったのか気性の荒い時があった。覚えているのが、おそらく妹の誕生日に何かしら母親と口論になり、テーブルに置いてあったケーキを庭に豪快に放り投げたことがあった。

それこそ母親とのささいな口論は週に2、3回あり、激しくなると母親が家出を装って家の隅っこに隠れることが数回あったが母親とはそれなりに上手くやってこれている。

父親は教育熱心というわけではなかった。これといった趣味もなく、休日は家でダラダラ、ゴロゴロすることが多かった。

父親が若い頃は剣道をしており、そこそこの実力だったようだが、息子の私に剣道をさせるようなことはなかった。

思い返せば、私の父親は子供の意見に対し、それを賛成し応援するのでなく、自分の意見を押し付ける方が多かったように思う。私の妹の進学先の高校を決める際、進学先の候補が2つあり、妹がどちらに行くか悩んでいたが、片方を妹が推すと、父はもう片方を勧め、妹がもう片方に心変わりすると、反対に父は逆の候補を勧めるのであった。そして、その父の推薦の根拠は特にないのであり、全くの意味不明であった。ただ酒に酔って適当なことを言っていただけなのかもしれない。

私は父親に対して愛情はもちろんあるが、子供の教育の面では、結構手を抜いてきたと思うのである。将来私が子供を授かったら、父親には申し訳ないが父親を反面教師とし、しっかりと教育したいと思う。勉強に関しては、子供と一緒に寄り添って、同じ課題に取組み、学習の手助けをしていきたいと思う。そして、駄洒落を連発するとしょうもない父親と思われるので、私は慎みたい。