これは恋なのか。
恋ではないのか。
感情がわからない。
ただよく行くカフェにとても綺麗な女性の店員さんがいらっしゃって、気になるのです。
その方は身長が155cmほど、小柄で可愛らしい感じです。顔立ちが整っていて「美しい」という言葉がぴったりです。
私は休日の土曜、日曜にご飯を食べる目的で街へ行きます。いつものパターンがある程度決まっていて、うどん屋行って本屋行ってカフェ行くみたいな感じです。
そのカフェに例の綺麗な女性がいらっしゃるのです。カフェはドイツのお菓子などを販売しているお店がカフェもやっており、ドイツっぽいケーキと紅茶やジュース、ビーフシチューなども提供してます。そのカフェで落ち着いた感じの制服を着て、注文を受けてくれる。頼んだものを持ってきてくれる。
言葉を交わすのはそれが必要な場面のみ。
「すみません。注文よろしいですか。」
「ご注文をお伺いします。」
「ケーキのショコザーネ、紅茶のセット、紅茶はミルクティーでお願いします。」
「かしこまりました。」
…
「お待たせいたしました。ポットの紅茶は砂時計の砂が全て落ちてから、ポットの頭をプッシュしてお召し上がりください。」
…
「お会計が980円になります。」
「はい。」
「千円お預かりします。20円のお返しです。」
「ありがとうございました。(^ ^)」
彼女の手に注目すると、指輪は見当たりません。
ということは、結婚はまだかと思われます。
さて、どうしましょう。
このちょっとした恋のような感情をそのままにしておくか。
はたまた、とりあえず感情に従って何かしらの行動を起こすか。
使い方がやや間違っているかもしれませんが、
聞くは一時の恥、聞かぬは一生の恥です。
となると、後悔はしたくないので、とりあえず聞かなければなりません。
土日に時たまひとりで来る常連なので、私のことはおそらく顔も覚えて頂いてると思っています。 自意識過剰ですが、私という男はお洒落でハンサムなので覚えてらっしゃると思います。
今度声を掛けようと思っています。
ひとつめ「独身ですか?」
ふたつめ「恋人はいらっしゃいます?」
とりあえず、これだけ。
どちらもYesの場合は諦めるのでしょう。きっと。
どちらもNoの場合は、とりあえずそれだけ聞いてお店を去り、後日またお店に行って会えた際に連絡先をそっと渡してその後は相手に託したい。。
と、
この記事を書き始めたのが友人の結婚式の二次会に参加した3日後。
友人は大学時代の同じダンスサークルに所属していた年下の可愛らしい女性と結婚しました。
とても仲良さげな印象で、みていてなんだか羨ましくなりました。
結婚っていいかも… 結婚したいかも…
そんな気分のまま、私もなんだか恋愛モードみたいな雰囲気になり、以前から気になっていたカフェ店員のお姉さんに思い切ってアタックしてみようかなとそんな気持ちが高まっていました。
しかし、
この記事が完成しまいまま、書き始めてから7日が経ち、それからまた4日が過ぎ、なんと今こうして記事の続きを書いているこの段階において、もはやそんな恋愛の雰囲気はどこか遠いところに行ってしまったようで、以前から考えている結婚はまだ5年以上先だという気持ちが完全に元に戻りました。そう、完全に戻りました。
そんなこんなで、
自分の感情は信用できないと思い知らされました。
でもやっぱり声かけてみようかな…
(注:写真の綺麗な女性は当記事と全く関係のない女性です。無料で写真を提供しているサイトより使用させていただきました。)
風はきまぐれ あなたを惑わせるだけ
恋の予感がただ駆け抜けるだけ