我流的人生告白

退屈な人生を送らないために、私生活及び思考を記録します。

うどん屋(丸亀製麺)の爺さんと阿吽の呼吸 しかしそれは永遠ではなかった 歴史は日々動いている

2016年頃から、今現在(2017年月)のところ私は週に4回以上うどん屋に行きます。


仕事を終えて、会社の近くにある丸亀製麺(うどん屋)によく行きます。うどんが晩御飯です。(うどん食べた後、ミニ牛丼食べたりミニカレー食べたりと、うどんだけでは足りないので違うものを他の店で食べてお腹を満たします。)

 

私はうどんが大好きです。
私はうどんの有名な香川県出身ではありませんが、香川県民並みにうどんを食べているのではないかと思っています。

 

うどん屋での注文はいつもかけうどん並盛り

 

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かけうどん並盛り一杯 290円
かけうどんはめっちゃ安いのだ

 

かけうどん以外にもうどんメニューは数種類あり、天ぷらやおにぎりもありますが、私が注文するものは決まって かけうどん並盛りのみ。

 

いつも訪れる丸亀製麺のお店の店員さんにも、「あいつ(私のこと)はかけうどんしか注文しない奴だ」と浸透するほどにかけうどん一択の日々が続いていました。別にそう言われたわけではありませんが、店員さんのスムーズなかけうどんの準備と会計の対応からなんとなくそんな雰囲気を私は感じていました。

 

その店員さんの中に、67歳くらいの爺さんがいます。爺さんは店員さんの中でも格段に「私=かけうどん」の断定が強い。

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私があまりにもかけうどん一択なので、ある時から爺さんは私の顔を見つけるなり、すぐにかけうどんを作り始めるようになった

 

私が注文をする、しないに限らず作り始める

 

「ご注文は?」とも一切伺わないのである

 

かけうどんを作り始めた爺さんに私が「かけうどん並」っとメニューを告げても、そんなの知っているよといった感じで、かしこまりましたと答えたりする様子はない。耳を傾けないのである

 

時には違う定員さんが注文窓口になった時でも、私が注文するより先に

かけうどんと注文窓口兼キッチン担当の店員さんに指示する場面もあった

 

どうやら私にはメニューの選択権がなくなってしまったようである

 

通常の世の中のルールを考えると、僕のメニューはあなたが決めるんじゃないんやで爺さん

 

そんな感じで、私と爺さんの間にはかけうどんを通して奇妙な連帯感の阿吽の呼吸が生まれた

 

私は爺さんが注文窓口担当の場合、一言も発することなくかけうどんを注文できるようになった

 

喋らずにかけうどん注文できるのでまぁ楽ちんである

 

 

 

さて、

冬のとある日、すき焼きの食べたくなる頃

 

丸亀製麺牛すきうどんという新メニューを提供し始めた

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牛すきうどんとは、通常のうどんに味付けされた牛肉が乗っており、出汁にも肉汁のエキスが混ざり美味しい出汁になっていて食べて大満足の一品

 

ある日、いつもかけうどんの私は、看板に大きく宣伝された牛すきうどんをみて、急に食べてみたくなった

 

私は牛すきうどんを頼みたかったが、その日の注文担当は例の爺さんであり、私と目が合うなり、いつもの調子でかけうどんを作る準備を始めた

 

私は

 

「ちょっと待ってください。牛すきうどん並盛り」

と言いたかった、

 

 

そうしなかった。

 

その爺さんのスムーズな対応に付け入る余地がなかったこともそうだが、

 

私はそもそもこの爺さんとの「かけうどん」を通して生まれた不思議な連帯感を壊したくなかった

 

私が牛すきうどんを我慢し、いつものかけうどんを頼むことによって二人の良好な関係(阿吽の呼吸)を保つ方が妥当な選択肢に思えたのであった

 

別の日、

いつもの爺さんと違う若い定員さんが注文窓口の日があった

 

爺さんは働いてはいたが、その日は厨房の奥の方にいた

 

これはチャンスだと思い私はすかさず牛すきうどんの注文を若い店員さんに伝えた

 

ふと奥に目をやると、何故か睨むかのような鋭い眼光があった

 

爺さんだ…

 

私は怯えた

 

 

 

 

しかし、5秒後には温厚そうないつもの調子であった

 

私が必要以上に怯えていただけでそう見えたのかもしれない

 

爺さんはその日牛すきうどんのお肉を焼く役割だった

 

爺さんの焼いた肉がうどんの上に乗り、牛すきうどんは完成した。そして、私は遂に牛すきうどんを食べることができた。牛すきうどんはとっても美味しかった。牛すきうどんが美味し過ぎて私は爺さんを裏切った?ことなどどうでもよくなった。

 

それ以降、うどん屋に私が訪れた際、爺さんは私に注文の伺いをたてるようになった

 

私はこの出来事を 牛すき革命 と名付けることにした

  

2017年11月21日(うろ覚え) "牛すき革命"が行われた

 

歴史が動いた

 

 

牛すき革命以降、爺さんとの阿吽の呼吸はなくなり、私には選択権が戻った

 

おしまい 

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